翠風園便り
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1月 新年会
2012/1/3
平成24年が始まりました。皆様、新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

デイサービスセンターでは、1月3日から6日までの4日間、新年会を行いました。

毎年、期間中はカルタ大会を行っていますが、市販の「いろはカルタ」は字が小さくて、利用者様からは見えにくいというお話しが出ていました。そこで、翠風園のオリジナルカルタを制作する事になりました。

カルタの読み札の言葉は、あるお1人の利用者様が考えて下さいました。表現力と愛情たっぷりの言葉の数々に、職員一同とても感激しました。その読み札をもとに職員が絵を描き、大勢の利用者様から色を塗って戴いて、一昨年に完成致しました。

ここで、その読み札を少しご紹介したいと思います。

 

(す)翠風園の芝桜

(ほ)ほんに暖か園の風呂

(え)笑顔大事に暮らそうよ

(ろ)論より証拠 若返る

(り)リハビリに皆 手足を動かそう

(わ)笑うかどには 翠風園

 

以上のように、翠風園でのご利用の様子を盛り込みながら、考えて下さったカルタはユーモア たっぷりで、利用者様にも大好評です。

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当日は、カルタ大会が大盛りあがりで終了すると、今度は獅子の登場です!

司会のアナウンスに合わせて、獅子が登場すると、利用者様の間から「わー、驚いた」と歓声や大きな拍手が沸き起こりました。

獅子舞とは、古くから日本に伝わる民俗芸能で、約5百年前は疫病を払うために行ったのが始まりといわれています。現在では世の中を祝う縁起物として、正月のおめでたい行事として定着し、獅子には噛んだところを良くする力があると言われています。

この獅子はなんと職員の手作りです。当初は、どこかからお借りする予定でしたが、都合がつかず、利用者様に喜んでいただきたいという一心で、相談員の沼田さんが研究しながら作り上げました。段ボールで作ったとは思えない程の迫力と、愛らしさを持ち合わせた獅子が完成しました。

その獅子を介護職員の鈴木さんが被り、利用者様の前に順々に回っていきますと、利用者様が「私は手が良くなってほしいから、手をお願いします」と差し出されたり、「私は、頭をお願いします。優しくね・・」と言われる利用者様がいらっしゃり、大変賑やかな新年会となりました。

 

今年もこうして、翠風園で利用者様の素敵な笑顔とともに、元気よくスタートすることができました。今年1年が、利用者様にとりまして充実した1年となりますように、職員一同精一杯心を尽くしてまいりたいと思います。

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