８月２９日（月）に、新潟国道事務所で新潟国道事務所長表彰贈呈式がありました。

８月の初め、翠風園に1本の電話があり「今年度の『道路ふれあい月間』における、国道事務所長表彰受賞者に、翠風園さんが選ばれました！」との大変嬉しい内容でした。

翠風園では、平成２２年から、国土交通省の新潟国道事務所様の「ボランティア・サポート・プログラム」に登録し、国道８号線沿いにあります、敷地前の花壇の花の管理をさせて戴いています。

支給して戴いた花の苗を自分達の手で植え、日々草取りや水やりをしながら育ちゆく花々を愛でる事が、私達職員の楽しみとなっております。



しかし、４年位前までは園庭や国道沿いは雑草が生い茂り、今とは全く別の風景でした。

その風景を現在の様に変える切っ掛けとなったのは、評議員の方が「職員の皆さんに、毎日５分でも良いから鎌を持ってもらいたい」と提案して下さったからでした。

それからは、毎日夕方になると職員で草取りを行いました。日に日に園庭が綺麗になるのが嬉しくてたまらなくなり、「花を沢山植えて、利用者様に見て戴ける園庭を作ろう！」から始まり、次に「国道沿いにも綺麗な花を咲かせたい！」と職員から声があがり、国道事務所様の「ボランティア・サポート・プログラム」に登録させて戴く事となりました。

花に関して知識も経験もない中で、どんな花があるか資料で調べたり、時には、ふるさと村の手入れの行き届いた庭園を見学に行った事もありました。

職員で思考錯誤しながらの数年間でしたが、その過程を通して、自分達が使わせて戴いている敷地を、自分達の手で綺麗に整備することも、介護の一環であると気付かせて戴きました。草取りをご提案して戴き、本当に有り難うございました。

時折、国道8号線を通る方々より「国道を通ると、翠風園さんの花を見るのが楽しみになっています」と声を掛けて戴く事もあり、花を通して交流も生まれて大変嬉しい限りです。

翠風園は、地域の皆様のご支援により成り立っておりますので、これからも新潟国道事務所様のご協力の元、国道に綺麗な花を咲かせ、地域の活性化に繋がるよう努めてまいりたいと思います。

（下記の写真は、表彰式の様子です）